
こんにちは!【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングです。
MARCHといえば、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5大学からなる有名私大グループです。近年、このMARCH全体で入試難易度の上昇が顕著になっていることをご存じでしょうか。
特に2025年度入試では、多くの大学・学部で倍率が上昇し、予備校発表の偏差値でも前年より上がるケースが目立ちました。さらに、2026年度入試に向けた偏差値予想でも難化傾向が続くとされており、受験生にとっては戦略の見直しが必要な局面に入っています。
この記事では、2025年度の入試データと、2026年度偏差値予想を照らし合わせながら、今年のMARCH受験の見通しを受験生目線で解説します。
下記の動画もご覧になるとより理解が深まると思います!!

本題に入る前に、MARCHの概要について紹介していきます。
MARCHとは、日本の難関私立大学である「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「中央大学」「法政大学」の頭文字を取った言葉で、これら5校をまとめて指します。早慶に次いで入試難易度が高く、毎年高い人気と知名度を誇る私立大学です。
すべて関東圏にある大学で、国内での高い評価に加え、学習だけでなくスポーツなどにも力を入れています。
以下でそれぞれの大学について詳しく紹介していきます!
明治大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全10学部を有する私立の総合大学です。学生数は日本だけでなく、世界各国からの留学生も含め約3万人以上と、グローバルな大学となっています。
2021年には創立140周年を迎えるなど、歴史のある大学となっています。また、サークルや部活動にも力を入れている大学であり、人気の難関私立大学の一つです。
キャンパスは「駿河台キャンパス」「和泉キャンパス」「生田キャンパス」「中野キャンパス」の4つがあります。設置学部は以下の通りです。
駿河台キャンパス
【学部】政治経済学部 法学部 文学部 商学部 経営学部 情報コミュニケーション学部
※1-2年次
和泉キャンパス
【学部】政治経済学部 法学部 文学部 商学部 経営学部 情報コミュニケーション学部
※3-4年次
生田キャンパス
【学部】理工学部 農学部
中野キャンパス
【学部】国際日本学部 総合数理学部

青山学院大学は、東京・神奈川にキャンパスを構え、全11学部を有する私立の総合大学です。
1874年に創立され、長い歴史と伝統を持っており、建学の精神であるキリスト教主義を基盤としています。「英語の青山」と言われるほど、国際交流と英語教育に力を入れており、留学制度も充実しています。また、独自のリベラルアーツ教育「青山スタンダード」というカリキュラムがあり、学部を問わず、幅広い分野を自由に横断して学ぶ事ができます。
キャンパスは「青山キャンパス」「相模原キャンパス」の2つがあります。
設置学部は以下の通りです。
青山キャンパス
【学部】文学部 教育人間科学部 経済学部 法学部 経営学部 国際政治経済学部 総合文化政策学部
相模原キャンパス
【学部】理工学部 社会情報学部 地球社会共生学部 コミュニティ人間学部

立教大学は、東京・埼玉にキャンパスを構え、全11学部を有する私立の総合大学です。
学部をまたいで履修できる制度が充実しており、横断的に知識をつけることができます。また、国際交流も非常に盛んで、留学制度の充実はもちろんのこと、外国人留学生と交流する機会がとても多いことが特徴です。一般教養と専門の学問を並行して学ぶことができるため、とても人気の大学となっています。
キャンパスは「池袋キャンパス」「新座キャンパス」の2つがあります。
それぞれの設置学部を紹介していきます。
池袋キャンパス
【学部】文学部 異文化コミュニケーション学部 経済学部 経営学部 理学部 社会学部 法学部
新座キャンパス
【学部】観光学部 現代心理学部 コミュニティ福祉学部

中央大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全8学部を有する私立の総合大学です。看板学部は「法学部」で、日本の司法試験や公務員試験に強いことで知られています。
現代社会で活躍するための教養・専門知識を身に着けることができるほか、グローバル教育にも力を入れています。また、キャリアサポートプログラムが充実していることも中央大学の強みの一つです。
キャンパスは「多摩キャンパス」「後楽園キャンパス」「市ヶ谷田町キャンパス」「茗荷谷キャンパス」の4つがあります。
それぞれの設置学部を紹介していきます。
多摩キャンパス
【学部】経済学部 商学部 文学部 総合政策学部 国際経営学部
後楽園キャンパス
【学部】理工学部
市ヶ谷田町キャンパス
【学部】国際情報学部
茗荷谷キャンパス
【学部】法学部

法政大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全15学部を有する私立の総合大学です。
学部数が多いため、幅広い分野の意識を横断的に身につけることができます。また、グローバル教育も充実しており、世界の課題について論じあう機会が多いことが特徴です。他のMARCHの大学同様、非常に人気の大学となっています。
キャンパスは「市ヶ谷キャンパス」「多摩キャンパス」「小金井キャンパス」の3つがあります。
キャンパスごとの設置学部を紹介していきます。
市ヶ谷キャンパス
【学部】法学部 文学部 経営学部 国際文化学部 人間環境学部 キャリアデザイン学部 GIS(グローバル教養学部) デザイン工学部
多摩キャンパス
【学部】経済学部 社会学部 現代福祉学部 スポーツ健康学部
小金井キャンパス
【学部】理工学部 情報科学部 生命科学部

2025年度入試の結果と、2026年度偏差値予想を比較すると、MARCH全体で難化傾向が見られます。
2025年度は、募集人員の削減や共通テスト利用入試の出願増加などにより、多くの学部で倍率が上昇しました。その影響は偏差値にも表れています。2026年度予想では赤字(前年より偏差値上昇)と青字(前年より偏差値低下)で表現します。


全体傾向
上昇(赤字):理系・実学系(農学部・総合数理学部)や、一部の文系(政治経済学部・経営学部・商学部・情報コミュニケーション学部)で上昇傾向。
下降(青字):文学部内の複数学科で下落。特に英米文学・ドイツ文学・演劇学・アジア史学などで顕著。
横ばい:法学部、理工学部の一部学科など、変動が小さい学部も存在。
主な上昇例
政治経済学部/経済(全学部)… 65.0 → 67.5
政治経済学部/政治(全学部)… 65.0 → 67.5
文学部/日本史学(全学部)… 62.5 → 65.0
文学部/臨床心理学(全学部)… 62.5 → 67.5
商学部(個別)… 60.0 → 62.5
農学部/農芸化学(全学部3)… 60.0 → 62.5
農学部/農芸化学(全学部英)… 60.0 → 62.5
総合数理学部/先端メディア(個別)… 57.5 → 62.5
総合数理学部/先端メディア(全学部4科目・全学部英)… 60.0 → 62.5
主な下降例
文学部/日本文学(個別)… 62.5 → 60.0
文学部/英米文学(個別)… 60.0 → 57.5
文学部/英米文学(全学部)… 62.5 → 57.5
文学部/演劇学(個別)… 60.0 → 57.5
文学部/アジア史学(個別)… 60.0 → 57.5
文学部/西洋史学(全学部)… 65.0 → 62.5
総評
①理系の底上げ
理工学部・農学部・総合数理学部など、実学系・理系の複数学科で偏差値上昇が見られます。特に総合数理学部の先端メディア系は+5.0ポイント近く上昇しており、人気化が鮮明です。
②文系の二極化
政治経済・商・経営などの就職に強い学部は上昇している一方、文学部の語学・人文学系専攻の一部は下降傾向。受験生人気が実学・就職志向にシフトしている可能性があります。
③全学部日程の優位性
上昇している学部・学科の多くが「全学部日程」での上昇。広く受験できる形式のため、難化しやすい傾向が見えます。


2026年度の青山学院大学は、全体としては横ばいながら、一部で上昇傾向が鮮明になっています。
特に伸びが大きかったのは、
経済学部 経済学科(個別A方式):60.0 → 62.5
経営学部 経営学科(個別A/B方式):57.5 → 60.0
国際政治経済学部 国際経済学科(個別B方式):62.5 → 65.0
と、MARCH上位層の併願先としても存在感を示す学部が目立ちます。
一方で、下落が見られたのは、
文学部 フランス文学科(全学部方式):60.0 → 57.5
文学部 史学科(全学部方式):60.0 → 57.5
社会情報学部(個別D方式):60.0 → 57.5
理工学部 電気電子工学科(個別A方式):55.0 → 52.5
理工学部 電気電子工学科(個別B方式):55.0 → 52.5
理工学部 経営システム工学科(全学部方式):57.5 → 55.0
と、文系・理系の双方で一部にやや厳しい予想が出ています。
総評
青山学院大学は2026年度も「渋谷ブランド」を背景に安定感を保ちつつ、経済・経営・国際系では競争力が増しています。
逆に一部の人文学系・理工系ではやや志願者層が薄まりつつあり、受験生は方式別の難易度差と志望動向の変化を踏まえた対策が求められます。

2026年度予想では、立教大学は文学部史学科が全学部・個別入試ともに+2.5ポイントと上昇しています。一方で、複数の学科で偏差値が下降する動きも見られました。
偏差値上昇
文学部史学科(全学部入試・個別入試):60.0 → 62.5(+2.5)
偏差値下降
文学部キリスト教学科(全学部:60.0 → 57.5、個別:57.5 → 55.0)
文学部フランス文学科(全学部:57.5 → 55.0、個別:57.5 → 55.0)
法学部法律学科(全学部:62.5 → 60.0)
経済学部経済学科(全学部:62.5 → 60.0)
観光学部観光学科(全学部:60.0 → 57.5)
コミュニティ福祉学部(コミュニティ政策学科/福祉学科:全学部 57.5 → 55.0)
理学部化学科(全学部:57.5 → 55.0)
据え置き
文学部(英米文学科、ドイツ文学科、日本文学科、文芸・思想専修、教育学科)
異文化コミュニケーション学部
社会学部(社会学科、メディア社会学科、現代文化学科)
法学部(国際ビジネス法学科、政治学科、国際グローバル学科 ※2025年度データなし)
経済学部(会計ファイナンス学科、経済政策学科)
経営学部(経営学科、国際経営学科)
観光学部交流文化学科
現代心理学部(心理学科、映像身体学科)
スポーツウェルネス学部
理学部(数学科、物理学科、生命理学科)
理系型環境学部(2025年度データなし)
総評
立教大学は、一部で偏差値上昇が見られるものの、下降する学部・学科の方が目立ちます。特に法学部法律学科や経済学部経済学科など、主要学部での偏差値低下は受験生の動向にも影響しそうです。ただし、人気の高い異文化コミュニケーション学部や社会学部系統は高水準を維持しており、学部間で明暗が分かれる結果となっています。

2026年度予想では、中央大学は法学部法律学科(共テ併用)や経済学部経済学科(共テ併用)をはじめ、多くの学部・学科で偏差値が上昇しています。特に看板学部である法学部や、就職人気の高い商学部、さらに国際経営学部などで高水準の維持・上昇が目立ちます。
偏差値上昇
文学部国文学科(一般・共通):57.5 → 60.0
文学部英語文学文化学科(共通):55.0 → 57.5
文学部教育学科(一般・共通):57.5 → 60.0
法学部法律学科(共テ併用):62.5 → 65.0
経済学部経済学科(共テ併用):57.5 → 60.0
経済学部公共環境経済学科(一般):57.5 → 60.0
国際経営学部(一般):60.0 → 62.5
商学部金融学科(一般):57.5 → 60.0
偏差値下降
文学部ドイツ語文学文化学科(共通):55.0 → 52.5
文学部フランス語文学文化学科(一般・共通):52.5 → 52.5(※英語外部利用では55.0 → 52.5)
商学部国際マーケティング学科(一般):55.0 → 57.5(※上昇科目以外で一部微減科目あり)
据え置き
文学部日本史学科(全方式)
文学部哲学科(共通・英語外部)
法学部政治学科(共通・英語外部)
国際情報学部(全方式)
その他の学部・学科の一部
総評
中央大学は総じて上昇傾向が顕著で、特に法学部を中心とした看板学部での難化が際立ちます。経済・商・国際経営といった実学系統でも上昇が見られ、受験生人気の高まりを反映した結果となっています。MARCH内でも勢力図を塗り替える存在感を放ちつつあり、2026年度入試では一層の競争激化が予想されます。

2026年度予想では、法政大学の理工系・生命科学系学部はほぼ横ばいながら、一部で小幅な上昇や下降が見られます。特にデザイン工学部システムデザイン学科や生命科学部環境応用化学科など、人気・実用性の高い分野では微増傾向があります。
偏差値上昇
デザイン工学部建築学科(T日程):60.0 → 57.5(※微減ではなく横ばい傾向)
デザイン工学部システムデザイン学科(A方式・T日程):60.0 → 57.5
生命科学部環境応用化学科(T日程):57.5 → 55.0(※誤差範囲の動き)
理工学部電気電子工学科(T日程):55.0 → 55.0(横ばい)
生命科学部応用植物科学科(英語外部):57.5 → 57.5(高水準維持)
偏差値下降
デザイン工学部都市環境デザイン学科(A方式):52.5 → 55.0(微増だが他方式では据え置き)
理工学部電気電子工学科(英語外部):52.5 → 55.0
情報科学部コンピュータ科学科(英語外部):55.0 → 57.5(※一部方式では減少)
据え置き
理工学部機械工学科(全方式)
理工学部応用情報工学科(全方式)
情報科学部ディジタルメディア学科(全方式)
生命科学部生命機能学科(全方式)
スポーツ健康学部(全方式)
総評
法政大学の理工系・生命科学系は、全体として大きな変動はなく、安定した入試難易度を維持しています。ただし、一部人気学科では引き続き高水準を保っており、特にデザイン工学部システムデザイン学科や生命科学部環境応用化学科は、就職・研究志向の受験生からの支持が続くと見られます。理系志望者にとっては堅実な選択肢でありつつ、人気分野では油断できない競争が予想されます。
今回は、MARCH5大学(明治・青山学院・立教・中央・法政)の偏差値推移と2026年度予想を起点に、直近の動向を客観的データから検証しました。
分析の結果、MARCH全体は総じて難化傾向にあります。特に、明治の政治経済・総合数理、青学の経済・経営・国際系、立教の史学、中央の法・経済・商・国際系などで上昇が顕著でした。一方、人文学系の一部や理工系の一部では横ばい〜微減も見られ、学部間の明暗と二極化が進んでいます。
背景として、(1)上位大学志向の強まりによる志願者の集中、(2)首都圏私大の合格者数抑制の影響、(3)出願コストの低い全学部日程の人気化、(4)共通テスト利用の拡大と戦略的併願の浸透、が挙げられます。
ただし、大学選びは偏差値だけで決めるべきではありません。 立地、学部の特色、カリキュラム、学費・奨学金、キャンパス環境など、自分が4年間をどう過ごしたいかという視点が何より重要です。
本稿が、今年の受験戦略を練るうえでの確かな判断材料になれば幸いです。変化しつつあるMARCHの中で、最新の公式情報と予備校データを逐次確認しながら、あなたに最適な選択を固めていきましょう。
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