
皆さん、こんにちは!【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングです。
大学受験の英語学習において、英文解釈は長文読解の土台となる非常に重要なスキルですよね。
しかし、「どの参考書を使えばいいの?」「自分に合ったレベルの参考書が分からない…」と悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私たち逆転コーチングが、近年人気急上昇中の英文解釈参考書「大学入試はじめの英文読解ドリル」(学研プラス発行)に焦点を当て、そのメリット・デメリット、難易度、そしてどんな人にオススメなのかを詳しく解説していければと思います。
武田塾さんのルートにも採用されるなど、注目度が高まっているこの参考書。
この記事を読んでいただければ、あなたが「大学入試はじめの英文読解ドリル」を使うべきかどうかが、きっと明確になるはずです。ぜひ、参考書選びの参考にしてくださいね。

「大学入試はじめの英文読解ドリル」は、その名の通り、大学入試における英文読解の基礎を学ぶためのドリル形式の参考書です。
最近では、武田塾さんの推奨ルートにも組み込まれたことで、受験生の皆さんの中でもさらに知名度が上がり、人気が高まっているようですね。
英語の長文をスムーズに読み解くためには、単語や文法の知識はもちろんのこと、文の構造を正確に把握する「英文解釈」の力が不可欠です。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」は、この英文解釈の初歩から丁寧に指導し、実際に入試問題に触れることで、より実践的な読解力を養うことを目的としています。
私たち逆転コーチングが多くの受験生を見てきた中でも、この参考書をきっかけに英語の成績が大きく伸びた生徒さんが数多くいらっしゃいます。
参考書選びで最も重要なポイントの一つが、そのレベルと難易度。自分に合わないレベルの参考書を選んでしまうと、学習効果が半減してしまうこともありますから、ここはしっかり押さえておきたいところです。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」の難易度を示す「参考書ソムリエランク」(私たち逆転コーチング独自の指標とお考えください)では、1~3に位置づけられます。これは、偏差値でいうと30代後半から日東駒専の初級レベルまでをカバーする内容であることを意味しています。
つまり、本格的な大学入試対策を始めるにあたって、英文解釈の「本当の基礎」を固めたい受験生にとって最適な一冊と言えるでしょう。英語に苦手意識がある方でも、中学レベルの英文法が一通り終わっていれば、無理なく取り組めるレベル設定になっているのが嬉しいポイントです。「入試の基礎」という言葉がぴったりの参考書ですね。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」の大きな特徴の一つは、そのコンパクトさです。手に取ってみると「意外と薄いな」と感じるかもしれません。しかし、その中身は非常に濃く、効率的に学習を進められるように工夫されています。
主な構成は以下の通りです。
全6チャプター構成: 品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞など、文の要素となる重要な働きをするもの)ごとにチャプターが分かれており、体系的に学習しやすくなっています。
全33テーマ: 各チャプターがさらに細かなテーマに分かれていて、一つひとつステップアップしながら進められるのが特長です。例えば、「SVOOの発見」や「関係代名詞の理解」といった具体的な課題に、一つずつ取り組んでいくイメージですね。
巻末の入試問題で実践力アップ: 学習院大学や同志社大学の実際の入試問題、そして共通テストの長文が収録されており、学んだ知識を使って実戦形式で訳す練習ができるようになっています。
この薄さでありながら、入試基礎レベルの英文解釈に必要な要素が凝縮されているため、特に「参考書を最後までやり遂げるのが苦手…」という方にとっても、達成感を得やすいのではないでしょうか。
では、具体的にどのような特徴を持った参考書なのでしょうか。私たち逆転コーチングが特に注目しているポイントを5つご紹介します。
各テーマは、基本的に以下の4つのパート(またはステップ)で構成されており、無理なく理解を深められるように設計されていると考えられます。
例題の構文解説とポイント確認: まずは提示された例文と、そのSVOC(主語・動詞・目的語・補語)などの構文分析、そして詳しい解説を読み込みます。ここでは、文構造の基本パターンを頭に入れることが主な目的となります。
なぞり書き・基本練習: 解説で理解した構文を、実際に手を動かしてなぞり書きしたり、簡単な構造分析(SVOCを振るなど)の練習をしたりするステップです。
実践演習(構造分析と和訳): 次に、別の例文でSVOCなどの文構造を自分で分析し、それを踏まえて日本語に訳す練習を行います。学んだ知識を実際に使えるかを確認し、正確な和訳を目指していきます。
発展・確認問題: 最後に、もう少し複雑な例文や、少し視点を変えた問題で、理解度をさらに深めます。構造分析と和訳を総合的に行う演習が中心となります。
このように、スモールステップで進められるため、英文解釈が初めての方でも着実に力をつけていくことが期待できます。
問題演習だけでなく、各テーマの冒頭や合間には、文法事項や解釈のポイントが分かりやすくまとめられた解説ページが用意されています。
「解釈のステップアップノート」シリーズなどを使ったことがある方には馴染み深いかもしれませんが、重要な知識がコンパクトに整理されており、問題を解く前にしっかりとインプットできるのが良いですね。
この解説部分が非常に丁寧で網羅性が高いのが、本書の強みの一つと言えるでしょう。
単に文法ルールを解説するだけでなく、実際の入試で役立つイディオムや覚えておくべき表現なども豊富に盛り込まれています。基礎とはいえ、常に大学入試を意識した内容であるため、学習のモチベーションも維持しやすくなっています。
本書には、収録されている英文の音声ダウンロードが付いています。正しい発音を確認できるだけでなく、音読練習やシャドーイング、リスニング対策にも活用できるため、学習効果を一層高めることが期待できます。英文解釈の学習と並行して音の学習も取り入れることは、英語力全体の向上に非常に効果的だと考えられます。
基本的な文構造の理解から始まり、最終的には同志社大学や学習院大学、共通テストといった実際の入試問題に挑戦する構成になっています。これにより、基礎固めからワンランク上のレベルへスムーズに移行できるよう工夫されているんですね。「こんな基礎的なことが、本当に入試に役立つのかな?」という疑問を持つことなく、学習のゴールを具体的にイメージできるのではないでしょうか。
ここまで見てきた特徴を踏まえ、「大学入試はじめの英文読解ドリル」を使用するメリットをまとめてみましょう。
英文解釈の「型」が身につく: SVOCを振る練習を通じて、英文の骨格を捉える基本的なスキルが徹底的に鍛えられます。これにより、複雑な文章でも構造を見抜く力が養われるでしょう。
知識のインプットとアウトプットのバランスが良い: 解説ページで知識をインプットし、ドリル形式の問題でアウトプットするという流れが確立されており、効率的に学習内容を定着させることが期待できます。
取り組みやすい薄さと構成: 参考書が分厚いと途中で挫折してしまうこともありますが、本書は比較的薄いため、最後までやり遂げやすいという精神的なメリットがあるかもしれません。また、1テーマが見開きで完結するような構成も多く、短時間でも学習を進めやすいのが嬉しいです。
音声活用で多角的な学習が可能: 黙読だけでなく、音声を使った音読やリスニング練習を取り入れることで、英語を多角的に学ぶことができます。これは読解スピードの向上にも繋がる可能性があります。
入試実践への意識付け: 巻末に実際の入試問題が掲載されているため、早い段階から入試を意識した学習が可能です。「この勉強が実際の問題にどう繋がるのか」を具体的にイメージしやすいでしょう。
必要な知識の網羅性: 薄いながらも、英文解釈の初期段階で押さえておくべき文法事項や重要構文、イディオムなどがバランス良く盛り込まれており、基礎固めには十分な内容と言えそうです。
多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや使用上の注意点も存在します。これらを理解した上で使用することが大切ですね。
全くの英語初心者には難しい場合がある: 偏差値30代後半からが対象とされていますが、中学レベルの英文法(特に品詞の理解や基本的な文型)がおぼつかない場合は、少し難しく感じるかもしれません。その場合は、より基本的な文法書から始めることをおすすめします。
「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」よりは硬派な作り: しばしば比較される「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」(以下、「ひとつひとつ」)と比べると、イラストは少なく、文字ベースでの解説が中心です。「ひとつひとつ」の方が、見た目の親しみやすさや、初学者への噛み砕いた説明という点では優れていると感じる方もいらっしゃるかもしれません。
覚えるべき知識量はやや多め: 「ひとつひとつ」と比較した場合、扱っているテーマの幅や深さから、結果的に覚えるべき知識量は「はじめの英文読解ドリル」の方が多くなる可能性があります。計画的に進めないと、情報量の多さに少し圧倒されてしまうかもしれませんね。
これらの点を考慮し、ご自身の現在の学力レベルや好みに合わせて選択することがポイントになります。
では、具体的にどのような受験生に「大学入試はじめの英文読解ドリル」はオススメなのでしょうか。
大学入試に向けて、本格的に英文解釈の学習をスタートしたい方: これから英文解釈の勉強を始めるにあたり、基礎からしっかりと固めていきたいと考えている受験生にぴったりです。
SVOCを振るのが苦手、または初めて学ぶ方: 単語はある程度知っているけれど、文の構造を正確に把握できない、SVOCの振り方がよく分からないという方が、その基礎を学ぶのに適しているでしょう。
中学英語は一通り終え、高校基礎レベルの読解に入りたい方: 高校で習う複雑な構文に対応するための第一歩として、非常に効果的だと思われます。
「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」では少し物足りないと感じる方: 「ひとつひとつ」を終えた後や、もう少し入試を意識したレベルで基礎を固めたい場合に、ステップアップとして良いかもしれません。
武田塾さんのルートを参考にしている方: 武田塾さんのカリキュラムに沿って学習を進めたい方には、もちろん推奨される一冊となります。
英語の偏差値が40~50程度で、読解力の底上げをしたい方: このレベルの受験生が、次のステップである長文演習にスムーズに進むための橋渡しとして役立つでしょう。
英文解釈の入門書としてよく比較されるのが、「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」です。どちらを選ぶべきか悩む受験生も多いかもしれませんね。両者の主な違いを整理してみましょう。
特徴 | 大学入試はじめの英文読解ドリル | 高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。 |
|---|---|---|
主な対象者 | 入試を意識し始めた層、ある程度の基礎がある方(高2後半~高3前半推奨) | 英語が本当に苦手な方、読解の考え方から学びたい方(高1~高2推奨) |
レベル感 | 偏差値30代後半~日東駒専初級 | 中学英語の復習~高校英語入門 |
取り組みやすさ | 文字ベース中心、比較的シンプル | イラスト豊富、カラフルで見やすい |
解説の丁寧さ | 知識面の解説が充実、網羅性が高い | 初学者向けに非常に噛み砕かれている、丁寧な語り口 |
問題量 | 「ひとつひとつ」より多い | 「はじめの英文読解ドリル」より少ない |
知識量 | 「ひとつひとつ」より多い傾向 | 基礎に絞られている |
到達目標 | 入試基礎レベルの解釈力習得 | 英文を読むための基本的な考え方の習得 |
その他 | 音声付き、実践的なイディオムなども収録 | 左ページ解説、右ページ問題形式で取り組みやすい |
英語が本当に苦手で、中学レベルから不安がある、イラストが多い方が分かりやすいという方は、「ひとつひとつ」から始めるのが良いかもしれません。読解とは何か、という根本的な考え方から丁寧に学べます。
中学レベルの文法は理解しており、大学入試に向けてより実践的な解釈の基礎を固めたい、ある程度の知識量をこなす意欲がある方は、「大学入試はじめの英文読解ドリル」が適していると言えるでしょう。
動画の解説にもありましたが、「大学入試はじめの英文読解ドリル」を試してみて難しく感じるようであれば、「ひとつひとつ」に戻って基礎を固めてから再挑戦するというのも有効な戦略です。焦らず、自分に合ったペースで進めていくのが大切ですね。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」の効果を最大限に引き出すための学習ルートと使い方を、私たち逆転コーチングからご提案させていただきます。
(必要な場合)「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」: 英語に強い苦手意識がある、中学文法に不安がある場合は、まずこちらに取り組むと良いでしょう。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」: 本書で入試解釈の基礎を徹底的に固めます。
次のレベルの英文解釈書 or 英文法参考書: 例えば、「入門英文解釈の技術70」や「ポレポレ英文読解プロセス50」のような参考書に進み、より高度な解釈技術を学ぶか、肘井学先生の「読解のための英文法が面白いほどわかる本」などで読解に必要な文法知識をさらに盤石なものにすることをおすすめします。
長文読解演習: 解釈で培った力を土台に、「やっておきたい英語長文」シリーズや「英語長文ハイパートレーニング」シリーズなど、本格的な長文問題集に取り組んでいきましょう。
SVOCを丁寧に振る: 面倒くさがらず、全ての英文にSVOC(S:主語, V:動詞, O:目的語, C:補語, M:修飾語も意識)を正確に振る練習をしてみてください。これが英文解釈の核となります。最初は時間がかかっても大丈夫ですよ。
品詞を意識する: 各単語が文中でどのような働き(品詞)をしているのかを常に意識することで、文構造の理解が深まるはずです。
和訳は自然な日本語で: 直訳調のぎこちない日本語ではなく、文全体の意味を理解した上で、自然で分かりやすい日本語に訳すことを心がけると良いでしょう。
音声の積極活用: ダウンロードできる音声はぜひ活用してみてください。正しい発音を確認するだけでなく、CDに合わせて音読したり、シャドーイング(音声を聞きながら少し遅れて復唱する練習)を行ったりすることで、読解スピードの向上やリスニング力強化にも繋がる可能性があります。
間違えた問題の徹底復習: 間違えた問題は、解説を熟読し、「なぜ間違えたのか」「どこを理解していなかったのか」を明確にしましょう。そして、必ずもう一度解き直し、自力で正解できるようになるまで取り組むことが大切です。
1周で終わらせない: 完璧に理解できるまで、2周、3周と繰り返し取り組むことをおすすめします。繰り返すことで、知識が定着し、解釈のスピードと精度が向上していくでしょう。
声に出して読む: SVOCを振って和訳した後は、英文を声に出して読んでみましょう。これにより、英語の語順やリズムが身体に染み込みやすくなります。
今回は、「大学入試はじめの英文読解ドリル」について、その特徴からメリット・デメリット、効果的な使い方まで詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この参考書は、大学入試の英文読解に必要な基礎力を、段階的かつ効率的に養成するために非常によく練られた一冊だと考えられます。薄くて取り組みやすい見た目ながら、内容は本格的で、入試で必要な実践力まで意識されているのが素晴らしいですね。
「大学入試はじめの英文読解ドリル」は、こんなあなたにオススメです!
本格的な受験勉強のスタートとして、英文解釈の基礎を固めたい
SVOCの振り方など、文構造の把握が苦手
「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」では少し物足りない
音声も活用して、効率よく学習したい
もちろん、どんな参考書も、ただこなすだけではなかなか力になりません。本書の構成や特徴をよく理解し、正しい使い方で丁寧に取り組むことで、あなたの英語力は確実に向上するはずです。私たち逆転コーチングも、皆さんの努力を全力でサポートしたいと考えています。
この記事が、あなたの参考書選び、そして志望校合格の一助となれば幸いです。ぜひ一度書店で手に取って、その内容を確かめてみてくださいね。
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