
こんにちは!【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングです!
今回は、
【合格難易度序列を決定!】MARCHの(全学部/T日程/5学部共通)の合格難易度とは?
というテーマで、MARCH各大学が実施している全学部統一型の入試方式について、その難易度や特徴を気にかけている皆さんに向けてお話しします。
「全学部日程は問題が標準的だから、個別試験よりも受かりやすいはず」
「日程が早いから、とりあえず練習として受けておけば安心だろう」
――もし今、そんな軽い気持ちで全学部日程を考えているなら、一度立ち止まって出願戦略をゼロから組み直す必要があります。
ここ数年の首都圏私大入試では、MARCHクラスの全学部日程(明治の全学部統一、法政のT日程など)の人気が非常に高まっており、「とりあえず出願しておけばどこかには引っかかる」という発想は通用しにくくなっています。
特に、募集定員の少なさ×高倍率×高得点勝負が重なると、個別学部日程以上に厳しいラインになるケースも少なくありません。
しかも2026年度入試に向けては、各大学で定員配分の見直しや入試方式の変更が続いており、“なんとなくのイメージ”で全学部日程を滑り止めや安全校に設定すること自体が大きなリスクになりつつあります。
「問題が基礎的だから、高得点が取れるだろう」と表面的な難易度だけで判断して出願を決めるのは、最も避けるべきパターンです。
同じMARCHの全学部系入試でも、大学によって問題の癖や要求される得点率、そして他大学との併願層のレベルはまったく異なります。
全学部日程の難しさを知らずに「とりあえず受ける」「受かったらラッキー」と安易に出願してしまうと、「受験料と体力を浪費しただけで全滅」という最悪の結果になりがちです。
この記事では、各大学の公式情報や過去の入試データを前提にしつつ、「MARCHの全学部・統一入試において、どこが受かりやすく、どこが難しいのか」という難易度序列を、具体的な根拠とともに整理していきます。
入試競争が激化する現在の首都圏では、戦略なき出願は合格を遠ざけます。大切なのは、自分の実力と適性に合った方式を見極め、勝算のある戦いにリソースを投下することです。
この記事を読み終える頃には、「どの大学の全学部日程なら自分が戦えるのか」「どの方式は避けるべきか」が具体的に見えてくるはずです。
ここから本気でMARCH合格を狙うための併願戦略を立てたい方は、このまま読み進めてください。
本稿は下記の動画を参照しております。こちらもぜひご覧ください!

本題に入る前に、MARCHの概要について紹介していきます。
MARCHとは、日本の難関私立大学である「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「中央大学」「法政大学」の頭文字を取った言葉で、これら5校をまとめて指します。早慶に次いで入試難易度が高く、毎年高い人気と知名度を誇る私立大学です。
すべて関東圏にある大学で、国内での高い評価に加え、学習だけでなくスポーツなどにも力を入れています。
以下でそれぞれの大学について詳しく紹介していきます!
明治大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全10学部を有する私立の総合大学です。学生数は日本だけでなく、世界各国からの留学生も含め約3万人以上と、グローバルな大学となっています。
2021年には創立140周年を迎えるなど、歴史のある大学となっています。また、サークルや部活動にも力を入れている大学であり、人気の難関私立大学の一つです。
キャンパスは「駿河台キャンパス」「和泉キャンパス」「生田キャンパス」「中野キャンパス」の4つがあります。設置学部は以下の通りです。
駿河台キャンパス
【学部】政治経済学部 法学部 文学部 商学部 経営学部 情報コミュニケーション学部
※1-2年次
和泉キャンパス
【学部】政治経済学部 法学部 文学部 商学部 経営学部 情報コミュニケーション学部
※3-4年次
生田キャンパス
【学部】理工学部 農学部
中野キャンパス
【学部】国際日本学部 総合数理学部

青山学院大学は、東京・神奈川にキャンパスを構え、全11学部を有する私立の総合大学です。
1874年に創立され、長い歴史と伝統を持っており、建学の精神であるキリスト教主義を基盤としています。「英語の青山」と言われるほど、国際交流と英語教育に力を入れており、留学制度も充実しています。また、独自のリベラルアーツ教育「青山スタンダード」というカリキュラムがあり、学部を問わず、幅広い分野を自由に横断して学ぶ事ができます。
キャンパスは「青山キャンパス」「相模原キャンパス」の2つがあります。
設置学部は以下の通りです。
青山キャンパス
【学部】文学部 教育人間科学部 経済学部 法学部 経営学部 国際政治経済学部 総合文化政策学部
相模原キャンパス
【学部】理工学部 社会情報学部 地球社会共生学部 コミュニティ人間学部

立教大学は、東京・埼玉にキャンパスを構え、全11学部を有する私立の総合大学です。
学部をまたいで履修できる制度が充実しており、横断的に知識をつけることができます。また、国際交流も非常に盛んで、留学制度の充実はもちろんのこと、外国人留学生と交流する機会がとても多いことが特徴です。一般教養と専門の学問を並行して学ぶことができるため、とても人気の大学となっています。
キャンパスは「池袋キャンパス」「新座キャンパス」の2つがあります。
それぞれの設置学部を紹介していきます。
池袋キャンパス
【学部】文学部 異文化コミュニケーション学部 経済学部 経営学部 理学部 社会学部 法学部
新座キャンパス
【学部】観光学部 現代心理学部 コミュニティ福祉学部

中央大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全8学部を有する私立の総合大学です。看板学部は「法学部」で、日本の司法試験や公務員試験に強いことで知られています。
現代社会で活躍するための教養・専門知識を身に着けることができるほか、グローバル教育にも力を入れています。また、キャリアサポートプログラムが充実していることも中央大学の強みの一つです。
キャンパスは「多摩キャンパス」「後楽園キャンパス」「市ヶ谷田町キャンパス」「茗荷谷キャンパス」の4つがあります。
それぞれの設置学部を紹介していきます。
多摩キャンパス
【学部】経済学部 商学部 文学部 総合政策学部 国際経営学部
後楽園キャンパス
【学部】理工学部
市ヶ谷田町キャンパス
【学部】国際情報学部
茗荷谷キャンパス
【学部】法学部

法政大学は、東京を中心に複数のキャンパスを構え、全15学部を有する私立の総合大学です。
学部数が多いため、幅広い分野の意識を横断的に身につけることができます。また、グローバル教育も充実しており、世界の課題について論じあう機会が多いことが特徴です。他のMARCHの大学同様、非常に人気の大学となっています。
キャンパスは「市ヶ谷キャンパス」「多摩キャンパス」「小金井キャンパス」の3つがあります。
キャンパスごとの設置学部を紹介していきます。
市ヶ谷キャンパス
【学部】法学部 文学部 経営学部 国際文化学部 人間環境学部 キャリアデザイン学部 GIS(グローバル教養学部) デザイン工学部
多摩キャンパス
【学部】経済学部 社会学部 現代福祉学部 スポーツ健康学部
小金井キャンパス
【学部】理工学部 情報科学部 生命科学部

ここでは、立教大学を除くMARCH4大学(明治・青山学院・中央・法政)の全学部・統一入試における最新の偏差値データと実質倍率を比較し、そこから見えてくるリアルな難易度序列について分析していきます。
数値の裏側に隠された受験生の動向を読み解くことが、戦略的な出願への第一歩となります。
まずは、偏差値データ(全学部日程)を見てみましょう。トップに君臨するのはやはり明治大学で、57.5〜65.0という頭一つ抜けた高い数値を記録しており、全学部日程においてもMARCH最難関の座は揺るぎません。
それに続くのが青山学院大学で、55.0〜62.5という高い水準を維持しています。一方、中央大学と法政大学は共に52.5〜62.5というレンジに収まっており、偏差値の数値上ではこの2校が比較的並んでいる状態と言えます。
このように、数値面では「明治>青山>中央=法政」という序列が明確に見て取れます。
しかし、合格の難しさを測るもう一つの指標である「倍率」に目を向けると、偏差値とは異なる衝撃的な事実が浮かび上がります。偏差値トップの明治大学と中央大学が共に4.9倍と落ち着いているのに対し、青山学院大学は5.3倍とやや高めの数値を記録しています。
そして何より驚くべきは、偏差値帯では落ち着いていたはずの法政大学が、4大学の中で最も高い6.2倍という驚異的な倍率を叩き出している点です。偏差値と倍率の間にねじれが生じており、法政大学の全学部日程(T日程)がいかに激戦となっているかが分かります。
なぜ法政大学の倍率だけがこれほどまでに跳ね上がっているのでしょうか。その最大の要因は、法政大学の全学部入試(T日程)が、基本的に2教科で受験可能であるというシステムの特殊性にあります。
多くの私大が3教科を課す中で、軽量な負担で受けられるT日程は、国公立志望者の滑り止めや、特定科目が苦手な私大専願者からの出願が殺到しやすい環境にあります。
さらに特筆すべきは、入試スケジュールの関係です。例年、明治大学の全学部統一入試と法政大学のT日程は試験日が重複しており、受験生はどちらか一方を選ばなければならない状況にあります。
本来であれば受験生が分散し、倍率が下がるはずの状況であるにもかかわらず、法政大学がこれほどの高倍率を維持しているという事実は、受験業界の常識から考えても異常事態と言えるでしょう。
「明治は難しそうだが、法政なら2科目だしチャンスがあるかもしれない」と考えた受験生が大挙して押し寄せた結果、かえって合格の難易度が跳ね上がっているのが現状です。
全学部・統一入試の難易度を測る上で、偏差値や倍率と同じくらい重要な指標が「定員割合」です。これは、大学側がその入試方式に対してどれだけ本気で学生を募集しようとしているかを示すバロメーターであり、合格への「門の広さ」に直結します。
ここでは、一般選抜の募集定員全体のうち、全学部日程(統一入試)が占める割合を大学ごとに比較・分析していきます。
データを比較した際に、最も際立った数値を示しているのが青山学院大学です。一般入試全体の定員に対し、全学部日程での募集枠がなんと23.7%にも達しており、これはMARCH4大学の中で頭一つ抜けた高い割合です。
多くの私大が全学部日程を「おまけ」や「滑り止め調整用」の枠として狭く設定する傾向がある中で、青山学院大学は全体の約4分の1をこの方式に割り当てています。
つまり、青山学院を第一志望とする受験生にとって、全学部日程は単なるチャンス拡大の手段ではなく、絶対に落とせないメインの戦場の一つであると言えます。
続いて、明治大学と法政大学の割合を見てみましょう。明治大学は17.7%、法政大学は17.2%となっており、両校ともに全体の2割弱を全学部日程(明治の全学部統一、法政のT日程)に割り当てています。
これは私立大学の全学部入試としては標準的な規模感と言えますが、前述した通り法政大学T日程の異常な高倍率や、明治大学のハイレベルな偏差値を考慮すると、定員枠がそれなりにあるからといって決して受かりやすいわけではない点に注意が必要です。
あくまで実力勝負の厳しい枠であることに変わりはありません。
一方で、最も戦略的な判断が必要となるのが中央大学です。全学部統一入試(単独方式)の割合はわずか10.7%に留まっており、これは4大学の中で最も低い数値です。
複数の学部が共通の問題を使って実施する「5学部共通選抜」などに絞って計算しても14.4%程度であり、依然として青山学院大学などと比較すると狭き門であることは否めません。
このデータからは、中央大学が全学部統一形式よりも、学部ごとの特性に合わせた個別学部日程での選抜を重視している姿勢が明確に読み取れます。
したがって、中央大学を志望する受験生は、統一入試に過度な期待をせず、個別日程対策にリソースを集中させるのが賢明な戦略と言えるでしょう。
ここまでの偏差値、倍率、そして募集定員のデータを総合的に分析し、さらに実際の入試問題の難易度や受験者層のレベルを加味した上で、MARCH4大学(立教を除く)の全学部・統一入試における「合格難易度序列」を決定しました。
出願戦略を立てる上での補助的な指針として活用してください。
MARCH全学部入試の中で、戦略的に最も合格を狙いやすいのが青山学院大学です。その最大の理由は、前述した通り募集人数の多さにあります。一般入試全体の約4分の1を占める広大な枠が用意されているため、実質倍率は他大に比べて安定する傾向にあります。
加えて、出題される問題の難易度が比較的易しい(標準的)であることも大きな要因です。
難問奇問で振るい落とすのではなく、基礎的な問題をいかにミスなく処理できるかという勝負になるため、基礎が固まっている受験生であれば、逆転合格の可能性が最も高い「狙い目」の入試と言えます。
続いて第3位に位置するのが、法政大学のT日程です。この入試の最大の特徴は、多くの学部で2科目受験が可能である点です。科目負担が軽いため、対策を絞りやすく、一見すると最も受かりやすいように思えます。
しかし、その手軽さゆえに多くの受験生が殺到し、全大学中でトップクラスの異常な高倍率(6.2倍)となっています。
問題自体の難易度は標準的ですが、一つのミスが命取りになる高倍率の激戦を勝ち抜く必要があるため、青山学院よりも合格へのハードルは一段階高いと言わざるを得ません。
第2位は中央大学です。ここは明確に壁が高くなります。まず、全学部統一形式での募集枠が全体の約1割強と非常に狭く、物理的な「入り口」が狭いことが挙げられます。そして何より厄介なのが、問題の難易度が高いことです。
中央大学の統一入試は、基礎知識だけでなく深い思考力を問う骨太な問題が出題される傾向にあり、青山や法政のように「基礎の完成度」だけでは太刀打ちできません。生半可な実力では跳ね返される、実力勝負の厳しい入試です。
そして、文句なしの第1位、最も合格が難しいのが明治大学の全学部統一入試です。ここは、MARCHを第一志望とする受験生が合格するのは至難の業と言えます。
なぜなら、早稲田大学や慶應義塾大学、あるいは国公立大学を第一志望とするトップ層が「滑り止め」としてこぞって受験し、高得点を叩き出して枠をさらっていくからです。
問題自体もハイレベルですが、それ以上に受験者層のレベルが圧倒的に高く、合格最低点が非常にシビアなラインになります。明治大学に行きたいのであれば、全学部入試一本に絞るのではなく、必ず個別学部日程と併用する戦略が必要です。
今回は、【合格難易度序列を決定!】MARCHの(全学部/T日程/5学部共通)の合格難易度とは?というテーマで、各大学のデータに基づいたリアルな難易度比較をお伝えしました。
全学部日程は「一度に複数の学部に出願できる」「早い時期に合格を確保できる」というメリットがある一方で、安易な出願は倍率の壁に阻まれ、貴重な受験機会を無駄にしてしまうリスクも孕んでいます。
特に明治大学の全学部統一は早慶併願層の牙城であり、中央大学も難問かつ狭き門であるため、これらを単なる滑り止めと考えるのは非常に危険な戦略です。
一方で、青山学院大学のように募集定員が多く、問題も標準的で対策が報われやすい大学も存在します。
また、法政大学のT日程のように科目負担は軽くても倍率が異常に高いケースもあるため、偏差値という一つの指標だけでなく、定員数や実質倍率、そして何より過去問との相性を総合的に判断して出願校を決めることが重要です。
入試直前期において、情報は最大の武器になります。「みんなが受けるから」という理由だけで流されるのではなく、自分の強みが最も活きる入試方式を選び抜くことで、MARCH合格への道は確実に拓けます。
もし、複雑化する入試方式の中で最適な併願パターンが見つからない場合は、ぜひ【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングにご相談ください。あなたの合格率を最大化する戦略を一緒に構築しましょう。
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