
こんにちは!【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングです。
8月に入り、夏も本番。周りの受験生がぐんぐん成績を伸ばしているように見えたり、模試の結果が思うように変わらなかったりして、「毎日こんなに頑張っているのに、どうして…」と、焦りや不安を感じてはいませんか?
机に向かう時間は長いはずなのに、なぜか長文は読めるようにならない。単語帳は一冊終えたはずなのに、すぐに忘れてしまう。その気持ち、痛いほどよくわかります。
でも、どうか安心してください。その「停滞感」は、君だけが感じている特別なことではありません。多くの先輩たちが同じ壁にぶつかり、そしてそれを乗り越えて合格を掴んできました。
勉強しているのに伸びないのには、必ず理由があります。そして、その理由さえわかれば、君の努力は再び、確かな成長へと繋がっていきます。今日は、その原因を一緒に、優しく解きほぐしていきましょう。

伸び悩んでしまう時期には、共通するいくつかの原因が見られます。大きく分けると、以下の3つです。
学習時間:「十分」の基準が、少しだけずれているのかも?
学習方法:「やったつもり」を防ぐ、脳に優しい工夫の不足
教材選び:今の君に、本当に寄り添ってくれる参考書ですか?
一つひとつ、慌てずに見ていきましょう。きっと、君が前に進むためのヒントが見つかるはずです。
「毎日、学校以外で4時間も勉強している」
それは本当に素晴らしいことです。その努力は、決して無駄ではありません。ただ、早慶やMARCHといった目標を考えるとき、その「十分」という基準を、少しだけ引き上げてみる必要があるかもしれません。
君が目指す大学には、受験勉強が日常である環境の生徒さんたちが、毎日当たり前のように膨大な時間を学習に充てています。まずは、その土俵に立つための「量」を確保してみることから始めてみましょう!
平日:まずは4〜5時間を目標に。通学の電車の中、お昼休みの15分、寝る前の20分といった「スキマ時間」を合計すると、意外なほど時間を生み出せます。
休日:10時間に挑戦してみましょう。いきなりは大変ですから、午前中に4時間、午後に4時間、夜に2時間など、自分で区切りやすいように分割して、間にしっかり休憩を挟むのがコツです。
「量より質だ、と聞くけれど…」と思うかもしれませんね。その通りです。しかし、受験勉強における「質」というのは、がむしゃらに量をこなしていく中で、自分なりの効率的なやり方を見つけ出して、初めて高まっていくものなのです。
まずは形からでも大丈夫。タイマーで時間を計り、「この1時間は英文法に集中する」と決めて取り組んでみてください。その積み重ねが、夏以降の大きな自信に繋がっていきます。
時間を確保できているのに伸び悩むとき、一番見直したいのが学習の「方法」です。特に、「復習」のやり方に、成長の鍵が隠されています。
人の脳は、新しいことを覚えても、何もしなければどんどん忘れていってしまうようにできています。これを「忘却曲線」と呼びますが、例えば、今日覚えたことの多くは、明日には半分以上忘れてしまっている、という研究結果もあるほどです。
せっかく頑張って覚えた知識が、こぼれ落ちてしまうのは、とてももったいないですよね。だからこそ、「覚える」ことと同じくらい、「忘れないための工夫」が大切になるのです。
復習のタイミングを意識する:
最も効果的と言われるのは、「学習した翌日」「1週間後」「1ヶ月後」の3つのタイミングです。手帳やカレンダーに小さく印をつけて、「今日は先週のあの範囲を復習する日だな」とわかるようにしてみましょう。
「5日進んで、2日戻る」学習法:
例えば、月〜金で新しい範囲を進め、土・日はその5日分の復習に集中する、というサイクルです。このリズムを作ると、知識が着実に定着していきます。
「わかる」から「できる」へ:
参考書を読んで「わかった」と感じた後、本を閉じて、その内容を自分の言葉で誰かに説明するように声に出してみてください。スラスラ説明できれば、本当に理解できている証拠です。これが「できる」という状態です。
ただインプットするだけでなく、問題を解いたり、人に説明したりする「アウトプット」を意識することで、「やったつもり」は劇的に減っていきます。
本屋さんやインターネットには、たくさんの参考書が溢れています。「人気No.1」「これをやれば合格!」といった言葉を見ると、つい手に取りたくなりますよね。
でも、少しだけ立ち止まってみてください。その参考書は、今の君のレベルに本当に合っていますか?
例えば、まだ中学レベルの英単語や文法に不安があるのに、いきなり早慶レベルの長文問題集に挑戦するのは、武器も持たずにラスボスに挑むようなものです。
最初のページを開いてみる:
解説を読んで、8割以上「なるほど、わかる」と思えるでしょうか?例題を見て、自力で解ける問題が半分以上あるでしょうか?
もし「難しい」と感じたら、その本と出会うタイミングが少し早いのかもしれません。勇気を持って、一つ前のレベルの参考書に戻ってみましょう。
科目別のよくあるミスマッチ
英語:単語と文法は、全ての土台です。ここが曖昧なままでは、どんなに難しい長文の参考書をやっても、「なんとなく」でしか読めません。まずは基礎を完璧に。
数学:「基礎問題精講」のような網羅系の基本書は、ただ解けるだけでなく、「なぜその解法を使うのか」を説明できるレベルまで完璧にしましょう。それができて初めて、次のステップに進む準備が整います。
背伸びをする必要は全くありません。自分のレベルに合った、信頼できる一冊を完璧に仕上げること。それが、一番の近道なのです。
最後に、忘れてはいけないのが、君自身の心と体のケアです。受験勉強は、長く険しい道のり。時には、心が疲れてしまう日があって当然です。
そんな時は、他人と比べるのを少しだけお休みしてみましょう。SNSで見る友達の「模試A判定!」という投稿に、心がざわつくこともあるかもしれません。でも、人は人、自分は自分。君には君のペースがあります。
そして、質の良い睡眠を大切にしてください。脳は、寝ている間に、日中インプットした情報を整理し、記憶として定着させてくれます。睡眠時間を削っての勉強は、長い目で見ると逆効果になってしまうことが多いのです。
「今日は単語を50個覚える」「数学の問題を10問解く」など、小さな目標を立てて、それをクリアする達成感を味わうのもおすすめです。その小さな自信の積み重ねが、やがて大きな力になります。
ここまで、伸び悩みの原因と対策について、一緒に見てきました。もし、思い当たる節があったとしても、それは君が前に進むための「課題」が見つかったという、とてもポジティブなことです。
夏は、受験の天王山。そして、一番苦しく、一番伸びる時期でもあります。
焦らなくて大丈夫。今日お話しした中から、まずは一つでもいいので、試せそうなことから始めてみてください。君の努力が、秋以降、見違えるような成果となって現れることを、心から信じています。
この記事の監修者

桃井 啓匠
(ももい けいしょう)
逆転コーチング 代表
元大手予備校講師として200名以上の受験生を指導。教育格差をなくしたいという想いから、オンライン管理型塾「逆転コーチング」を立ち上げる。現在も自ら面談の最前線に立ち、年間1,000名以上の受験生・保護者の進路相談に対応している。
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