
こんにちは!【難関私大専門オンライン塾】逆転コーチングです。
夏休みが目前に迫る7月は、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)合格を目指す受験生にとって、基礎固めを盤石にし、本格的な実力養成へと移行する重要な期間です。
関西の難関私立大学群である関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)合格に向けて、この時期にどのような学習に取り組むべきか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
【夏休み直前】関関同立志望が7月にやるべき参考書とは? といったテーマで、7月に関関同立合格を目指す受験生が実践すべき理想の勉強時間と、科目ごとの具体的な対策方法を徹底解説します。この情報を参考に、効率的かつ効果的な学習を進め、周囲と差をつけていきましょう。
今回の記事はこちらの動画を元に作成しています。先の視聴をお勧めします!

まず、7月の学習を進めるにあたり、8月までの明確な目標を設定することが不可欠です。具体的な目標がなければ、日々の学習は漫然としたものになりがちです。
共通テストのリーディング、現代文、古文で7割を超えることを目指しましょう。
共通テスト形式の問題は、私大入試の基礎となる読解力や知識を問うものが多く、ここで高い得点率を確保できることは、今後の学習に大きな弾みとなります。特に、共通テスト対策で培われる総合的な学力は、私大の多様な出題形式に対応するための土台となります。
また、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)レベルの私大入試問題で7割以上の得点を目指します。このレベルの問題で安定して高得点を出せるようになれば、関関同立レベルの問題にも十分対応できる基礎力が身についている証拠です。
特に共通テストでの高得点確保は、今後の学習において大きな強みとなります。私大専願であっても、共通テストで安定した点数を取れることは、受験戦略の幅を広げ、精神的な余裕にもつながります。
夏休みというまとまった時間が取れる7月は、苦手分野の克服と得意分野の強化を効率的に進める絶好の機会です。各科目の基礎を徹底的に固め、秋からの過去問演習にスムーズに入れるよう準備を進めましょう。
英語は関関同立の入試において最も配点が高く、合否を大きく左右する科目です。この時期に使うべき参考書と学習戦略を詳細に解説します。
英単語は、7月中に『ターゲット1900』や『システム英単語』などの基本的な単語帳を1冊完璧に仕上げましょう。ここで言う「完璧」とは、1語1秒で意味が言える状態、具体的には1900~2000語レベルの語彙力を身につけることを指します。
高速反復で毎日多くの単語に触れ、単語を見て意味を思い出すまでの瞬発力を鍛えることが重要です。赤シートを使った暗記だけでなく、自分で単語の意味を書き出したり、声に出して確認したりするアウトプットを取り入れると、定着度が上がります。
単語帳の例文を読み込むことで、単語がどのような文脈で使われるのかを理解し、より実践的な知識として身につけられます。
英熟語は、近年関関同立の入試で知識が問われる傾向が強まっています。『英熟語最前線1515』を推奨しており、パート4で狙われる重要熟語までを確実に固めましょう。まずは第1章の動詞の語法、第2章の熟語イディオムを中心に学習を進めます。
単語と同様に、例文の中で熟語の意味や使い方を確認することが非常に重要で、熟語を早期に習得することで、長文読解や会話問題への対応力が向上します。熟語を覚える際も、例文ごと音読することで、記憶の定着を促し、リスニング力やスピーキング力の基礎も養えます。
英文法は、これまでに学習してきた英文法の基礎を、曖昧な部分がないように完璧にしましょう。『ポラリス英文法1』で基礎を固めた後、『デュアルエフェクト』を7月中に1周することをお勧めします。この参考書は、関関同立対策に非常に有効です。
参考書を読み込むだけでなく、問題集を解いて知識の定着を図ることが重要で、間違えた問題は、なぜ間違えたのか、どの文法事項が理解できていなかったのかを徹底的に分析しましょう。
学んだ文法事項を自分の言葉で誰かに説明できるレベルまで理解を深めることが目標で、これにより、より確実な知識として定着します。苦手な単元は、別途類題を解いたり、参考書を読み込んだりして、徹底的に潰しましょう。
英文解釈は、7月からは、竹岡先生の『入門英文問題精講』を7月中に完璧に仕上げましょう。1日に2題程度を目安に進めるのが良いペースです。一文一文を正確に区切り、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)、修飾語句(M)などを丁寧に振る練習をしましょう。
正確な和訳ができるかを確認することで、英文の構造を正しく理解できているかを確認できます。特に同志社大学のように和訳問題が出題される大学を目指す場合は、時間をかけて丁寧に取り組むことが重要です。構造を理解した英文を音読することで、英語を英語の語順で理解する「返り読み」をなくす訓練にもなります。
英語長文は、英文解釈の学習と並行して、『ぐんぐん読める英語長文ベーシック』で基礎的な読解力を養いましょう。
その後、『パラグラフリーディングのストラテジー』に進むことを強く推奨します。まずは短い文章から読み始め、徐々に長い文章に慣れていきましょう。長文を読む際には、時間配分を意識し、要旨を把握する練習も行います。
特に『パラグラフリーディングのストラテジー』は、英文の構造把握や内容一致問題対策に効果的で、同志社大学や立命館大学の対策に特に役立ちます。各パラグラフの主題を正確に掴むことで、長文全体の内容を素早く把握する力が身につきます。難易度が低めの長文問題集を複数こなすことで、様々なテーマの英文に触れ、読解速度と理解度を上げていきましょう。
国語は現代文、古文、漢文の各分野をバランス良く対策することが重要です。
現代文は、苦手意識がある場合や時間に余裕がある場合は、『入試現代文のアクセス 基本編』で基礎を固めましょう。
基礎が固まっている人、または苦手ではない人は、『現代文読解力の開発講座』を7月中に2周することを目指しましょう。
筆者の主張や論の展開を意識しながら読む練習をしましょう。単に内容を追うだけでなく、「なぜこの筆者はここでこの表現を使っているのか」といった問いを持ちながら読むことが重要です。
特に同志社大学志望者は、要約問題対策として『現代文読解力の開発講座』の要約部分に力を入れて取り組むと良いでしょう。要約力は、文章全体の構造を理解し、重要な情報を抽出する力を養います。現代文特有の語彙やキーワードをまとめた参考書を活用し、読解の前提となる知識を増やしましょう。
古文は、7月は古文の文法と単語を完璧にする最後のチャンスです。古文単語帳を速攻で固め、瞬時に意味が言えるレベルを目指しましょう。
古典文法は、富井先生の『古典文法をはじめからていねいに』や『古典文法基礎ドリル』などの参考書で、古典文法の知識を確実に定着させることが最優先です。
文法がある程度できている人は、岡本先生の『古文読解の読み方・解き方が面白いほど身につく本』を1周しましょう。古文の読解に必要な基本的なルールや考え方を学び、古文読解への抵抗感をなくすことが重要です。
これらの基礎が固まっている人は、7月に『古文上達 読解と演習45』を徹底的にやり込み、文法の復習も兼ねて、文章をしっかり読む練習をします。立命館大学志望者への注意点として、立命館大学の古文は難易度が高く、『源氏物語』などの物語が出題されることがあります。
YouTubeなどで物語の背景知識を補完しておくことも有効で、過去問に登場した物語については、あらすじや登場人物の関係性などを把握しておくと、本番で大きなアドバンテージになります。
漢文は、関関同立の漢文は比較的基礎的な問題が多いですが、侮ることはできません。『漢文早覚え速答法』などの参考書で、基本的な句形を確実にマスターしましょう。頻出の漢字や多義語を確認し、意味を正確に把握することも大切です。基礎的な問題集で演習を重ね、句形や漢字の知識をアウトプットする練習をしましょう。
夏休みに入る7月は、選択科目の学習も本格的に進めるべき時期です。
日本史・世界史は、関関同立の社会科目は難易度が高い傾向にあります。10月には過去問演習に入れるよう、7月中に通史をざっと1周完璧にしましょう。教科書(日本史なら『山川の教科書』、世界史なら『詳説世界史』)または講義系参考書(日本史なら『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』、世界史なら『ナビゲーター世界史』)で通史を丁寧に理解し、単なる暗記ではなく、時代の流れや出来事の因果関係を意識することが重要です。
『東進の一問一答』などの問題集で知識の定着を図り、用語だけでなく、関連する年代や人物も合わせて覚えることを意識してください。8月の第2回共通テスト模試では、その範囲で共通テスト8割程度の得点を目指しましょう。
このレベルの問題が解けるようになれば、私大入試の基礎も固まっていると言えます。曖昧な用語が出てきたら、すぐに用語集で確認する習慣をつけましょう。
数学は、選択する場合は、まず自身の苦手な分野を把握し、集中的に克服に取り組みましょう。『基礎問題精講』や『青チャート』などの基礎的な問題集を活用し、教科書の例題レベルの問題を確実に解けるようにすることが重要です。
特にコンパス3レベルの問題を各分野7割程度の正答率で解けることを目指しましょう。問題を解く際は、途中式を丁寧に書き、解答のプロセスを明確にすることを意識しましょう。
7月の目標として、共通テストで6割程度の得点を目指し、一度過去問や予想問題集を解いてみて、自分の実力を把握することが大切です。もし6割に満たない場合は、復習に加えて基本的な部分を固めることをお勧めします。
7月は、夏休みというまとまった時間を活用し、これまで培ってきた基礎力を盤石にする最後のチャンスです。関関同立は大学によって出題傾向に癖があるため、この時期にしっかりと基礎を固めておくことで、秋からの過去問演習にスムーズに入ることができます。
学習時間の確保については、部活動生は平日3時間以上、土日6~12時間(部活の有無による)の勉強時間を確保できるよう、効率的な学習を心がけましょう。部活動を引退した、または所属していない受験生は、平日5時間程度、土日10時間以上の勉強時間を確保し、基礎力の徹底的な強化に努めます。いずれの場合も、週に40~50時間程度の勉強時間を確保することが理想です。
計画の立て方としては、8月までの目標を明確にし、そこから逆算して7月中に何をどこまで終わらせるかを具体的に計画しましょう。漠然とした計画ではなく、日ごと、週ごとの具体的な学習内容と目標ページ数を設定することが重要です。
計画通りに進まないこともありますので、定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を柔軟に修正しましょう。効率的な学習のためには、適度な休息も不可欠です。無理のない範囲で計画を立て、睡眠時間も十分に確保しましょう。
7月は、関関同立合格に向けての「基礎固め最終章」とも言える重要な期間です。ここでしっかりと基礎を固めることで、秋からの応用学習や過去問演習にスムーズに移行できます。
英語は単語、熟語、文法、英文解釈、長文と段階的に学習を進め、盤石な基礎力を築きましょう。国語は現代文の読解力、古文の文法と読解力、漢文の基礎知識を定着させます。選択科目は通史の理解を深め、基礎問題の完答力を高めてください。
この夏の努力が、皆さんの合格への道を力強く切り拓くはずです。諦めずに、計画的に、そして一歩ずつ前進していきましょう。
この記事の監修者

桃井 啓匠
(ももい けいしょう)
逆転コーチング 代表
元大手予備校講師として200名以上の受験生を指導。教育格差をなくしたいという想いから、オンライン管理型塾「逆転コーチング」を立ち上げる。現在も自ら面談の最前線に立ち、年間1,000名以上の受験生・保護者の進路相談に対応している。
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