大学受験を控えた高校生のみなさん、そして保護者のみなさま、こんにちは。志望校合格をサポートする「逆転コーチング」です。
私立大学の最高峰とも称され、数多くの法曹界・政財界のリーダーを輩出してきた「中央大学法学部」。その実績と伝統から、「いつかは中央大学法学部で学びたい」と憧れを抱いている受験生も多いのではないでしょうか。
中央大学法学部に合格するためには、まず「入試にはどのような科目があるのか」「配点はどうなっているのか」という入試情報を正しく把握することが不可欠です。敵を知り己を知れば百戦危うからず、という言葉がある通り、入試科目を徹底的に分析することが逆転合格への第一歩となります。
この記事では、中央大学法学部の入試科目や配点、それぞれの科目の特徴から、逆転合格を勝ち取るための具体的な対策法までを分かりやすく徹底解説します。ぜひ最後まで読んで、これからの受験勉強の参考にしてください。
対策を始める前に、まずは中央大学法学部がなぜこれほどまでに受験生から人気を集めているのか、その魅力と基本情報について整理しておきましょう。
中央大学法学部は、創立以来「白門(はくもん)」の愛称で親しまれ、日本の法学部の中でもトップクラスの実績を誇ります。特に司法試験の合格者数は、並み居る難関国公立大学や私立大学と肩を並べ、常に上位に位置しています。
法曹三者(裁判官・検察官・弁護士)を目指す学生のために「法職多摩学会(現在は明星学舎から都心の駿河台キャンパスへの移転に伴い、炎の塔などの課外活動施設も整備されています)」などの課外サポート組織が充実しており、大学全体で国家資格合格をバックアップする環境が整っています。
近年、法学部は多摩キャンパスから東京都心の「茗荷谷キャンパス(東京都文京区)」に移転しました。これにより、裁判所や官公庁、大手法律事務所などへのアクセスが非常に良くなり、実務に触れる機会がさらに増えました。また、他大学との交流や就職活動にも有利な立地となったため、人気はさらに高まっています。
中央大学法学部には、以下の3つの学科が設置されています。
法律学科:法曹界をはじめ、公務員や企業の法務部門を目指す学生が集まる看板学科です。
国際企業関係法学科:グローバルに活躍するビジネスパーソンを育成するため、国際法や外国法、ビジネス英語に力を入れています。
政治学科:政治学や行政学を中心に、国内外の社会問題を多角的に分析する力を養います。
いずれの学科も非常に高いレベルの教育が行われており、卒業生は多様な分野で活躍しています。
中央大学法学部への入学を目指す場合、いくつかの入試方式が用意されています。ここでは、一般選抜における代表的な入試方式と、それぞれの「中央大学 法学部 入試科目」について詳しく解説します。
中央大学法学部の一般選抜は、大きく分けて以下の方式があります。
一般方式(3教科型・4教科型)
共通テスト併用方式
共通テスト利用方式(単独)
それぞれの特徴と入試科目を見ていきましょう。
中央大学法学部のメインとなる入試方式です。一般方式には「3教科型」と「4教科型」があります。それぞれの入試科目と配点は以下の通りです。
外国語(英語):150点
国語:100点(近代以降の文章、古文、漢文)
選択科目(地歴・公民・数学から1科目選択):100点
世界史B、日本史B、政治・経済、数学(数学I・II・A・B)から1科目
合計:350点満点
外国語(英語):150点
国語:100点(近代以降の文章、古文、漢文)
選択科目①(地歴・公民から1科目選択):100点
世界史B、日本史B、政治・経済から1科目
選択科目②(数学):100点(数学I・II・A・B)
合計:450点満点
※4教科型は、文系科目だけでなく数学も受験する必要があるため、国公立大学を第一志望とする併願受験生が多く受験する傾向にあります。私立文系に専念している受験生は、基本的には「3教科型」での受験が主流となります。
共通テスト併用方式は、大学入学共通テストの成績と、中央大学が独自に実施する個別試験(独自試験)の成績を組み合わせて合否を判定する方式です。
大学入学共通テスト(指定科目)
中央大学独自試験(学科ごとに指定された科目)
この方式の最大のメリットは、独自試験の科目を絞って受験できる点にあります。例えば、英語のみ中央大学の独自試験を受け、国語や選択科目は共通テストの点数を利用するといった形です。個別試験対策の負担を軽減できるため、非常に人気の高い方式です。
共通テスト利用方式は、中央大学の個別試験を受験する必要がなく、共通テストの得点のみで合否が判定される方式です。これには「3教科型」「5教科型」「4教科型」など、複数のバリエーションがあります。
3教科型:英語、国語、選択科目1科目
5教科6科目型:国公立大学受験生向けの、多科目を課す方式
共通テスト利用方式は、全国の優秀な受験生が滑り止めとして出願してくるため、合格ボーダーライン(得点率)が非常に高くなる傾向があります。目安として、8割後半〜9割以上の得点率が求められるため、かなりの完成度が求められます。
ここからは、最も受験生の多い「一般方式(3教科型)」における各入試科目の具体的な特徴や難易度、配点の傾向を深掘りしていきます。
中央大学法学部の英語は、制限時間90分で、配点は150点と3教科の中で最も高くなっています。そのため、英語の成否が合否に直結すると言っても過言ではありません。
試験時間:90分
配点:150点(350点満点中)
出題形式:マークシート方式および記述式
中央大学法学部の英語は、私立文系最難関レベルの知識と論理的思考力が求められます。長文読解問題はもちろんのこと、英文法・語彙に関する独立問題、さらには英文和訳や和文英訳といった記述問題が出題されるのが大きな特徴です。
長文のテーマは、法学部らしく社会科学系、法律系、政治系、国際問題といった堅い内容が多く、背景知識がないと理解しづらい文章も含まれます。単に単語を繋ぎ合わせて読むだけでは通用せず、英文の構造を正確に把握する「精読力」と、パラグラフごとの要旨を掴む「速読力」がどちらも高いレベルで要求されます。
国語は、制限時間60分で配点は100点です。
試験時間:60分
配点:100点
出題範囲:現代文(近代以降の文章)、古文、漢文
多くの私立大学が現代文と古文の2分野で構成されているのに対し、中央大学法学部の国語は「現代文・古文・漢文」の3分野がすべて出題される点が最大の特徴です。試験時間が60分と非常に短いため、時間配分が極めてシビアになります。
現代文:評論が中心で、論理的で抽象度の高い文章が出題されます。記述問題(文字数制限のある説明問題)が含まれることがあり、文章全体の構成を理解して簡潔にまとめる表現力が必要です。
古文:標準的な難易度ですが、文法や単語の正確な知識はもちろん、和歌の解釈や文学史の知識が問われることもあります。
漢文:基本的な句法(返り点や送り仮名、重要漢字)をマスターしていれば満点を狙える難易度ですが、スピード勝負になります。
漢文が出題されるため、早い段階からの漢文対策が必要です。「私立文系だから漢文は要らない」と考えている受験生は、中央大学法学部を受験する際、大きなディスアドバンテージを抱えることになるため注意してください。
選択科目は、世界史B、日本史B、政治・経済、数学(数学I・II・A・B)から1科目を選択します。制限時間は60分、配点は100点です。
試験時間:60分
配点:100点
選択科目間の公平性を保つため、得点調整が行われます。難易度は科目によって異なりますが、全体として「教科書レベルの基礎知識」を完璧にした上で、細かい用語や史料問題、論述・記述対策を行う必要があります。
日本史・世界史:細かな知識を問う正誤問題や、史料・地図を用いた問題が出題されます。一部記述による用語解答や短い論述が含まれることもあります。
政治・経済:法学部ということもあり、政治分野・経済分野ともに深く時事問題と絡めた出題が見られます。憲法の条文や判例、国際情勢など、法学部受験生として関心の高いテーマは特に狙われやすいです。
数学:文系数学としては標準〜やや難度の高い問題が出題されます。計算力だけでなく、論理的な記述ができるかどうかが採点基準となります。
中央大学法学部の入試科目の特徴が分かったところで、ここからは「どのように勉強を進めれば合格できるのか」という具体的な科目別対策法を解説します。偏差値が届いていない状態から逆転合格するためのエッセンスを詰め込んでいます。
英語の配点は150点と最も高いため、英語で安定して7割〜8割の得点を稼げるようになると、合格が一気に近づきます。
中央大学法学部の英語では、文法問題が独立して出題されるだけでなく、記述式の和訳問題でも文法知識がダイレクトに問われます。『Next Stage』や『Vintage』『Scramble』などの文法問題集を1冊用意し、どの章から問題を出されても即座に根拠を持って答えられるレベルまで仕上げましょう。
難解な英文を正確に読み解くために、英文解釈のトレーニングを取り入れましょう。『ポレポレ英文読解プロセス50』や『英文解釈の技術100』などの参考書を使い、一文一文のS(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)を正確に振る(構文を把握する)練習を徹底します。これにより、記述式の和訳問題で減点されない答案を作ることができるようになります。
英語の長文では、テーマに対する背景知識があるかないかで読みやすさが劇的に変わります。日頃から『リンガメタリカ』などのテーマ別英単語帳を使用し、「法と正義」「AIと倫理」「地球温暖化と国際協力」といった社会的なテーマの背景知識と関連用語をインプットしておきましょう。
国語は60分という短い試験時間の中で、現代文・古文・漢文を解ききるスピード感が求められます。
多くの私立文系受験生が後回しにしがちな漢文ですが、中央大学法学部の国語を攻略する上では「最大の得点源」になります。なぜなら、漢文は覚えるべき句法が古文に比べて圧倒的に少ないからです。『漢文早覚え速答法』などの参考書を使って、基本句法と重要漢字を1ヶ月程度で一気に暗記しましょう。漢文を10〜15分程度で満点近く取り、残りの時間を現代文と古文に回す戦略が黄金ルートです。
評論問題では、接続詞(しかし、つまり、なぜなら、など)に着目し、筆者の主張と具体例を区別しながら読む訓練をします。記述問題に対しては、自分で書いた答案を学校の先生や塾の講師に添削してもらうことが大切です。解答の要素が本文中のどこにあるかを指摘できるようになるまで、過去問演習を繰り返しましょう。
古文は、古文単語(約300〜400語)と助動詞の意味・接続・活用を完璧に頭に入れることが前提です。主語の省略が多い古文において、敬語表現から「誰が誰に対して敬意を払っているのか(=誰が主語なのか)」を特定する練習を重ねましょう。
選択科目は、標準的な問題を取りこぼさない「穴のない基礎力」が必要です。
まずは教科書レベルの流れ(因果関係)をしっかり頭に入れます。その上で、東進などの『一問一答』を使い、星1〜星3(基礎から応用まで)の用語を徹底的に暗記します。中央大学法学部では、教科書の隅に載っているような細かい知識や、史料・図版問題も出題されるため、資料集(ビジュアル資料)にも必ず目を通しておきましょう。
政治・経済を選択する受験生は、憲法の主要な条文や、重要な判例(最高裁判所の判決)の内容、裁判制度の仕組みなどを詳細に整理しておく必要があります。また、日々ニュースで取り上げられる「国際紛争」「円高・円安の影響」「少子高齢化と社会保障制度」といった時事問題についても、仕組みを説明できるレベルまで理解を深めておきましょう。
数学を選択する場合は、答えだけでなく、そこに至るまでの計算プロセスや論理展開をきれいに答案に書く練習(記述対策)が必要です。青チャートなどの標準的な問題集の例題が、すべて自力で解説通りに記述できる状態を目指しましょう。
一般入試対策だけでなく、大学入学共通テストを利用した入試方式(単独・併用)についても触れておきます。
共通テスト利用入試で中央大学法学部に合格するためには、非常に高い得点率が必要になります。
3教科型:英語、国語、選択科目1科目
ボーダー得点率の目安:85%〜88%以上
5教科型(主に国公立併願向け):5教科6科目
ボーダー得点率の目安:80%〜83%以上
このように、3教科型の場合はほぼすべての科目で「9割近く」の得点が求められます。ケアレスミスが許されないため、共通テストの過去問や模試で安定して高得点を叩き出す実力が必要です。
第一志望が中央大学法学部である場合、共通テスト利用方式で合格を勝ち取ることができれば、2月の一般入試の時期に精神的な余裕を持って本番に臨むことができます。
そのため、秋以降は共通テスト対策にも一定の時間を割き、共通テスト特有の「形式・スピード」に慣れておくことが重要です。ただし、共通テスト対策に偏りすぎて、記述問題が多く出題される一般選抜の対策が疎かにならないよう、バランスを意識しましょう。
最後に、これから受験勉強を本格化させるみなさんに向けて、中央大学法学部に合格するための季節ごとの勉強スケジュールを提案します。
この時期のテーマは、徹底的な「インプットと基礎力の完成」です。
英語:システム英単語やターゲット1900レベルの単語帳を1冊完璧にする。英文法のインプットを終わらせ、英文解釈の基礎を学ぶ。
国語:古文単語、助動詞の活用、漢文の基本句法の暗記。現代文の読解ルールを学ぶ。
選択科目:教科書や講義系の参考書を読み進め、歴史の流れや政治経済の仕組みの全体像を把握する。
この時期のテーマは「アウトプットの最大化と苦手分野の発見」です。
英語:本格的に英語長文の演習に入り、速読力と精読力を高める。英文和訳や和文英訳の対策もスタートする。
国語:センター試験や共通テストの過去問を使って、時間内に解ききるスピードを身につける。
選択科目:一問一答を何周も回し、知識の漏れをなくす。記述・論述の対策も取り入れる。
過去問:中央大学法学部の過去問(赤本)を1〜2年分説いてみて、現在の実力と合格最低点のギャップを把握する。
この時期のテーマは「志望校特化の対策とメンタル管理」です。
過去問徹底演習:最低でも過去5年分、できればそれ以上の過去問を解きます。解くだけでなく、「なぜ間違えたのか」「どうすれば時間内に解けたのか」を徹底的に分析します。
記述対策の総仕上げ:英語の記述問題、現代文の記述問題について、添削を繰り返して「減点されない答案」を作る技術を磨きます。
選択科目の時事・極細知識の補充:教科書に載っている図版やコラム、時事用語などを総復習し、最後の「プラス数点」をもぎ取るための知識整理を行います。
中央大学法学部は、非常に高い実績と人気を兼ね備えた難関学部ですが、その入試科目を丁寧に分析し、段階を踏んで対策を行えば、現状の偏差値に関わらず「逆転合格」を果たすことは十分に可能です。
合格へのステップをもう一度振り返ってみましょう。
英語は最重要科目。配点150点を攻略するため、文法・精読・背景知識を徹底的に鍛える。
国語は漢文を大きな得点源にする。短い試験時間(60分)で解ききるための時間配分を体に叩き込む。
選択科目は基礎の穴をゼロにする。法学部ならではの「政治・社会時事」にも関心を持つ。
過去問研究を怠らない。特有の記述問題に慣れ、減点されない答案作成を意識する。
大学受験は、正しい戦略と継続的な努力があれば、誰もが主役になれる舞台です。「どうしても中央大学法学部に行きたい!」という強い気持ちを持って、今日からの勉強に励んでください。
もし、「勉強法がわからない」「自分だけのカリキュラムを作ってほしい」といった不安や悩みがあれば、私たち「逆転コーチング」にいつでもご相談ください。あなたの合格を全力でサポートします!
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